私(パパ)が時短業務をはじめて1年経って感じた事。

日記

2021年7月から時短業務を始めて1年たって分かった事、感じたこと、今想うこと。

夫婦共働きでこれから育児をされる方、もしくは今悩まれている方に何かの気付きやお役に立てればと思い記事にまとめてみました。

周りの目はすぐに気にならなくなった。時短が当たり前の日々に。

2021年7月、時短勤務で異動となった部署は事務的な業務が多く比較的自分で仕事の進め方をコントロールできる職場でした。また私(パパ)が異動で人員が増えたところでだれか抜ける訳ではなく単純増となり業務的にも比較的余裕がある状況でした。

とはいえ最初は周りが仕事しているのに先に帰宅する事に後ろめたいような気持ちがありとても気まずかったのですが、それも最初の2週間くらいで繰り返していればそれが当たり前となり周りからの目はすぐに気にならなくなりました

上司や同僚も私(パパ)が時短で業務をする事に理解を示してくれて、子供の体調不良等による急なお迎えも快く早退をさせてくれます。職場の皆さんにはとても感謝していますし、私(パパ)は非常に恵まれていて日々助けられているなと感じています。

他部署や社外の人と仕事をする時も自分からあえて時短業務をしていると報告やアピールする事もないので私(パパ)が時短勤務をしている事を知らない人も大勢いると思います。でもそれで仕事に支障をきたすなどの困った状況も今の所起こっていません。

繰り返しになりますが男性が時短で勤務するということについては

周りの目はすぐ気にならなくなります

そして時短で帰る事が当たり前になります。

時短勤務用の仕事があるわけではない。

職場や環境によっては時短勤務という事でボリュームはある程度調整してもらえるかもしれませんが、時短勤務用の仕事というのはほぼ存在しないのではないかと思います。

これ私(パパ)が勘違いしていたポイントなのですが時短勤務となればそれに見合う仕事が用意されるんだろうと勝手に思っていました。(今思えばとんでもなく受け身のあさはかな考えですね・・・)

実際には通常の仕事の中でできる範囲とやるべき仕事を自分で決めて業務時間中は集中して業務をこなし、できなくても迷惑をかけないものを翌日以降に残す、どうしてもやりきれない業務は同僚にお願いするという、常にケツカッチンの時間勝負の毎日・・・

お迎えの時間(延長しても最長19時)を過ぎる事は許されない。
時間配分の見誤りややり忘れの仕事に気づいたりして時間が迫ると焦る焦る・・・

育児時短勤務をしてみて日々ケツカッチンの辛さを思い知りました。

上の子が保育園に通い始めて下の子が保育園に入園するまでの約3年間奥さんが時短勤務で朝の子供の送りと夕方のお迎えの両方を対応してもらっていましたが、これは精神的にもかなり負担だったろうなと、今思えばもう少し分担を考えるべきだったと申し訳ない気持ちでいます。

実際奥さんが時短勤務をしている頃は仕事が終わりきらず義理の父母にお迎えをお願いすることがしょっちゅうありました。義理の父母も車で片道40分ほどかかる所をわざわざ毎回来てもらっていたためそれはそれで本当に申し訳なかったです。

当時の私(パパ)は非常に忙しい部署で働いていた事もあり、平日はほとんど育児に関われていませんでした。
育児と仕事の両方を必死に頑張ってくれていた奥さんには面と向かってはなかなか言えませんが本当に感謝しています。

コロナ禍のリモートワーク文化普及が追い風に。

こんな事を書くと不謹慎と思われるかもしれませんが、このコロナ禍でリモートワークが一気に普及したのは私(パパ)にとっては追い風となりました。

私の勤めている会社では基本的に会社に出社で業務に支障のない範囲で週に何日まではリモートワークでOKというルールになっています。

子供が体調不良等で面倒を見るため休まないといけないような状況でも自宅で仕事ができる環境が整っているため何とか業務は継続することはできます。

子供が2人いるため1人が快復しても今度はもう1人が体調を崩すという事が何度かありましたが自宅で仕事ができることが救いでした。

コロナは一刻も早く収まってほしいですがこのリモートワークの文化はぜひ継続してもらいたい所です。

お給料は大幅ダウン・・・

分かっていたことですが給料は大幅にダウンしました。

時短勤務となる前は月平均20~30時間分くらいは残業代がついていたと思いますが時短勤務となれば当然残業代がなくなります。

そして時短勤務で短縮する分は不就業として時間計算で控除となり、
私(パパ)は定時より1時間早く終業となるため毎日1時間分の控除となります。

残業代なし、時短分控除で時短前よりざっくり給料は手取りで半分くらいとなりました。

その分奥さんがフルタイムでガンガン働いているので今のところはそこまで家計には影響していません。

あ、扶養手当は変わらず頂けているのでそれは本当に助かっています。

それでも子供と過ごすかけがえのない時間を得ることができた。

私(パパ)には一日の中で仕事と家庭のスイッチが切り替わるタイミングがあります。

それは子供達をお迎えに行って子供の顔を見たときです。
子供達は私(パパ)を見つけるといつも駆け寄ってきてくれます。

子供達の無邪気な笑顔を見たとき、

「あぁ今日も一日楽しく元気に過ごしてくれたんだな」

となんとも言えない安心感というか安らぐ気持ちになり、
この時一気に頭の中から仕事の考え事は消え家庭モードになります。

家に帰ってご飯食べさせてお風呂に入れて宿題の確認をして寝かせる。
言うこと聞かないし、野菜食べないし、風呂もなかなか入ってくれないし、寝相最悪でめっちゃ蹴ってくるし・・・


悪戦苦闘の毎日ですが、

今日あった事を楽しそうに話してくれる時間は
仕事を忘れる(考える余裕がないだけかも)気分転換の時間でもあるんだと思います。

春休み、夏休みのお弁当作りにも挑戦しましたが、お迎えの時毎回

「弁当どうだった?」と聞くのが日課となっていて

「おいしかった!」

と言ってもらえるのがこんなにもうれしいとは!大きな発見でした。

ただ、そのあとの注文が・・・

  • ご飯が少ない
  • デザートがない
  • ミートボールは3個入れろ
  • 野菜は頑張った作ったパパが可哀そうだからしょうがなく食べている

どんだけ上からなんだよっ!と思いながらもそれすら可愛いんですね。

私(パパ)は案外家庭的なのかもなぁとしみじみ感じてしまいました。

これも発見ですね。

あ、奥さんは遅くまで働いているので夜はだいたいワンオペです。
(これはこれでちょっと問題なんですが・・・)

時短勤務の道を選んだことは後悔していない。

ここまでいろいろ書いてきましたが私(パパ)が実際に1年少々時短勤務をやってみた感想としては、男性が時短勤務をする事で何か支障があるかというと特にない、そして周りの目も気にならないというのが今の私の結論です。

ただ私(パパ)の育児時短勤務の挑戦は現在進行中なのでこの先いろいろ仕事や家事育児で壁にぶつかったり心境の変化もあるかもしれませんが今のところは何とか仕事も育児も継続していけそうで、この道を選んだことに後悔はありません。

これまでの奥さんの苦労を実体験を通じて理解することができましたし、
家事育児は大変ではあるが、かけがえのないものである事も知ることができました。

今は男性が育休を取ることもちらほら見たり聞いたりするようになってきましたが、時短勤務は育休ほど一般的ではないと思います。しかし今後は当然の選択肢となって良いのではないのかと思います。

給料が減ったり、ちょっと(もしかしたらだいぶ)出世のレールから外れたりはありますが、それ以上に家族と過ごす時間が増えるのはかけがえのない経験と思っています。

夫婦で話し合い、奥さんが仕事に打ち込みたいチャレンジしたいという想いがあるなら男性が育児時短勤務を選択するのはアリだと思います。

仕事と家事育児の分担、ウェイトをどうするのか夫婦でフラットに話し合うことが当たり前の社会になれば生き方の選択肢も広がるのではないでしょうか。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今後以下の記事の作成を考えていますので公開されましたら目を通していただけると嬉しいです。

・育児時短での仕事との向き合い方。

・時短勤務を行う上での準備の進め方。

それではまた~

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